寿命です

今日が人生でいちばん最良の日

「がんという診断に気持ちが落ち込んでいる人へ」ーがんになったら読む話ー

 
●今、生きている以上、今後「死ぬこと」は当たり前


本日、CEAT療法(マイクロ波照射)25回目。
ゴールデンウイークはクリニックがお休みだったので1週間ぶり。
先週の24回目ではがん活性レベルが1つ下がったという嬉しい結果を得てガッツポーズだったのだ。

さて、今回はどうなのか。

  

この1週間、とにかく怠惰だったし、好きなもの食べまくったし、だらだらと遅くまで起きてたし、せっかく痩せたのに太ってきたし。コロナ自粛怠惰蔓延の個人的生活習慣、やばい。
  
 
 
CEAT療法ではO-リングテストでがん活性を診るのだが、その時患者本人は目をつぶっている。今日は先生が「えッ? あれッ?」って言う声にドキッとして思わず目を開けてしまった。とっさにやっぱり数値上がってるんだなと思ったから。 
怒られるのかな、、、
 
 
あれ。
なんと、逆だった。


『下がってるよー!!』 
 
 
前回よりさらにレベルダウン。良しッ! 
嬉しいぞ。
30回目をひとつの目標にしていたので、25回目にしてグンと活性レベルが下がったことがなによりである。でかした、自分。




CEAT療法に出逢い、生きることを選び、楽しみ始めて2ヶ月。
死ぬことを前提として今後の生活を畳んで誰にも迷惑をかけないように残りの命を過ごそうとしていたわたしが、である。真逆。今、めちゃ元気、めちゃアクティブ、めちゃ楽しい。


小さなしこりが5年ほど前にはあったが酷くもならず治りもせず、死ぬのならそれが運命だとなんのケアもせず放置。昨年急に酷くなってきたことを機に緩和ケアを目的として乳腺外科外来を初受診。もちろんステージⅣ、なのに初診ってなんなんですか、という感じ。(言われてないけど)
すみません、積極的な治療はしたくないので。
産まれた以上、生きている以上、死ぬことはあたりまえ。
確実に死に向かっている、それはどんな小さな赤ちゃんだって条件は同じ。
今後、必ず死ぬのだから、「死ぬこと」そのことにはなんの抵抗もない。
でも、
痛みだけは取ってね、
痛みコントロールさえしてもらえれば静かにこの世を去りますから。 

死ぬ時期がそう遠くないとこに来ちゃったな、
そう覚悟したはずなのに。それなのに。

 

生還。
・・・というのは大げさか。
 
 
というより、まだ死ぬことを許されなかったのだ。
まだ生きておれ、と。天国にはまだ遠いぞ、と。死ぬ時期間違っとるぞ、と。
もうちょっと怒涛のこの世に生きておれ。




●病名って気にしますか?


多くの人に当たり前でしょ、と言われそうだが、わたしにとって病名はなんのあてにもならず、病名に縛られることに嫌悪感を覚えるので、病院にも「がん」であることを診断されるためではなく、現状を把握しておきたくて行った感じなのだ。今どんな状態で、今度どういう状況を辿っていくことが考えられるのか、ということを。

だからなのか、そういえば。

よく考えてみたら自分の病名をハッキリと聞かされていないような気がしてきた。いや、ちゃんと言われたのだろうがそんなことは右から左に抜けていったんだろう。ごめんね、先生。ちゃんと伝えてくれてたのかも。聞いてなかった。「この画像で見る限り悪性」という言葉は覚えているし「肺に転移が認められる」というのも画像を見たから記憶にある。でもがんの患者をカテゴライズする「ステージ」ってやつを聞いたかどうか覚えがない。


「遠隔転移」があればどんなに原発巣のがんが小さくても『ステージⅣ』にカテゴライズされるから聞いても聞かなくてもいいんだけど。


あらためて調べました。
わたしの場合、両胸、両脇(リンパ)に悪性腫瘍、肺に転移があり、有無を言わせずカテゴリーは『ステージⅣ』、タイプで言えば『ホルモン受容体が陽性でHER2陰性』ということになるらしい。



同じがんを持つ誰かがこのブログを読んでくれて、勇気になってくれたらいいけれど。
(このブログの使い方もまだおぼつかなく、どうやって必要な人に届けたらいいのかちっともわからなくて、ただ書いているだけになっているのが心苦しい。どうやったらいいか知っている人は教えて欲しい)


 
はじめは投薬治療が効果的だという話があり自分自身も納得してホルモン剤と分子標的薬を飲んでいたが、がん活性が弱まってきたのでそろそろCEAT療法だけに絞っても問題なさそうな気配である。


ゴリゴリにしこりがあり、しかも進行がんなので増殖し続けて、浸潤液とか血とか流れて、めちゃヤバイやん、な状態だったわたしが、あっという間に安心レベルまであと少しになり、なんの不自由ない快適な生活ができている。こんなわたしをどうか、誰か、参考にしたり気分を上向きにさせるエネルギーにしたり、痛みから解放されたり、落ち込みから立ち直ったりするきっかけにして欲しい。
 
今、ずいぶん胸のやわらかさが変わってきて、まだゴリッとしたしこりは一部あるのだけど、腕を動かすたびに気になっていたリンパ部のしこりはすっかりなくなっているし、色変の部分も小さくなり、うつ伏せになれなかったのがもう気にならないし、痛みもない。

勇気になればいい。
希望になればいい。
 
笑顔になればいいな。
 
 
 
今日はここまで。

書き続けます。








CEAT療法とは、「がん活性消滅療法」(Cancer Energy Annihilation Therapy)の頭文字を取ったもので、共鳴反応検査とマイクロ波照射療法でがんを治療する療法。一般的ながんの標準治療(手術・抗がん剤放射線)とはその様子がまったく異なり、検診やCT画像等では見つけることができないわずかな「活性がん遺伝子」までも発見でき、健康な細胞にダメージを与えることなくがんの活性を消し去ってくれるものです。


『「がんは取るに足らない病気である」という世にできると信じています。』
        (一般社団法人 癌活性消滅療法学会理事長 前田 華郎氏の言葉より抜粋)
           ※癌活性消滅療法学会ホームページ → https://ceat.or.jp/greet.html





このブログが誰かの役に立ちますように。



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病院がキライで、薬がキライで、医療不信のわたしが
食生活を見直し、
CEAT療法に出逢い、
新しい自分を発見する話。
 
『寿命です』 K.N 




このブログで書きたいことは大きく3つです。
1.CEAT療法の治療経過状況
2.食を変えると自分が変わる
3.自分と調和すること
上記を少しずつ書きます。



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