寿命です

今日が人生でいちばん最良の日

2021*№. 4「縁と流れだけのがんばらない〝わたし式・他力本願治療”」 

がんステージⅣ、余命わずか。
そんな崖っぷちのわたしが出逢ったのは『CEAT療法』というがん治療。

そしてこのたび、『サイバーナイフ』という治療と縁があり、長期入院して受けてきました。

怖くない・つらくない・闘病とは無縁の療法を知り「がん」に対する認識が変わり、また、がんについて学び、広く深く知っていく中で『自分の人生は自分で決めてその寿命を全うする』ことの大切さに気づきました。

このブログに出逢ってくれた誰かの今日が人生でいちばんいい日になりますように。

わたしの経験が、誰か、たったひとりでいい、その誰かの前向きなエネルギーになってくれたらそれだけで充分に意味があると信じて、必要な誰かに届くために書き続けます。
 
                                「寿命です」kn1903
  

  ※CEAT療法を盲目的にお薦めしているわけではありません。ご自身でよく検討されてください。

サイバーナイフ関連の書籍がいくつも出版されているのですが
自分が乳がん出身なので乳がん・子宮がんに負けないために』の情報をあげておきました。ご参考までに。




❖流れるまま❖

流れでここまできました。
流れに沿って生きることってほんとうにラク
ムリしなくてヨカッタ。
闘わなくてヨカッタ。
カラダも心もすべてにムリなく、短期間で元気を取り戻せている現状には驚くほどです。


最初に乳腺外科外来を訪れましたが、その後すぐ「CEAT療法」に導かれ、今回サイバーナイフ治療」に導かれました。
なんのリキミもなく、こだわりもなく、けれど決して流されてきたわけではなく『流れにそって』ここまできたら、なにもかもが善きタイミングで与えられた「チャンス」だったんだと気づきます。


チャンスを与えてもらう。
そのチャンスを素直に受け取る。
そういうことだったのかな、と。


サイバーナイフ治療が終了して、
退院するその日まで体力的な不安があって、
このまま自宅に戻ってグッタリしたらヤダな、、、と杞憂したのもつかの間で、
翌日からビシバシ元気に動き回れるし、食欲はあるし、肌艶も見違えるほど。


これから3~4ヶ月経過して、最終的に結果を診断してもらうまでは
がん細胞(がん活性)が消滅してしまっているかどうかは断言できませんが、
誰のカラダにもいつだってがん細胞はできたり消えたりしていることを考えれば、
わたしのカラダにあった腫瘍が完全に消えていても、多少残りがあるとしても、がん細胞が復活(再発)したとしても、体力が戻り自己エネルギーが強力ならば、がん活性の勢いに負けることはないなぁ、と思います。


まだまだ、
これからもっと体力をつけていかなくてはと思っているし、免疫力も落ちているだろうからこのご時世にムリはしないようにしながら、ここまで命をつないでもらった『縁』とその『流れ』の、他力本願治療(笑)をありがたく感謝して生きています。




❖苦しむなんてまっぴら❖

もともとカラダはふつうではありませんでした。
だから他の、同じようながん患者さんとは違って参考にならないのかもしれません。


小さな頃からステロイド薬害による肌疾患やら、内臓疾患やら、関節疾患やらあって、それはもう、大変な成長期~20代を過ごしたおかげで、波乱万丈なカラダの変化には慣れてしまっていました。
いつだってどこかが具合悪いし、
いつだってどこかがオカシイわけですよ。


廃人のようにボロボロの状態で、のた打ち回って苦しんだ過去もあります。
(壮絶過ぎて思い出せないほど。過去の記憶があまりないのはこのせいです)


だからこそ、もう、嫌だった。
病気で苦しむのはわかっていても、薬の副作用で苦しむなんてうんざりだった。


40代になってやっとほぼほぼ状態は良くなりました。
良くなるというより、気にならなくなるというほうが正しいような感じもしますけど。
今は50代。
どこが寿命なのか見当つかないけど、あと20年くらい生きてみたいかなと思っているところ。


わたしの人生、こんな感じです。




❖がんからの解放達成!❖

がんだと気づいた時には『緩和ケア』しか目指していませんでした。
もう、薬の副作用で苦しむのはコリゴリ。
そんな偏った意識でいたので、最初から積極的ながん治療をしようとはしていなかった。
・・・それが「もうすぐ死ぬよ」と宣告されるほど末期状態まで放っておいた原因で、医師から『乳がんは生存率10年が90%もいるというのに!』と怒られるわけですよ、あまりにもやる気がなくて(笑;;


自壊創ができても、
もともとひどい肌疾患を抱えながら長年生きていたせいで、あまりどうってことなかったんですよ。
がんのしこりを見つけても、ふぅーん、って感じで。
痛いとか、かゆいとか、不快感とか、不自然とか、常にどこかしらにあったせいで、それのどこが特別なのかわからなかった、というのが本音かも。


それに輪をかけて
仕事でボロボロになって、精神的にもどうにでもなれ状態だったしね。


これを読んでくださっている方々には、
わたしのような自暴自棄的なことがないように願っています!!!


そして、
こんなわたしでも、縁あって、流れがあって、気づいたら『がんからの解放達成!!』ができていることを知ってもらえれば、勇気が出る方がひとりくらいいるんじゃないかと思うのですよ。


なにより、自分の基礎体力・基礎エネルギーが基盤になるんだなと実感しています。
しっかり食べて、しっかり運動して、しっかり寝る。
なんだか、もう、ただそれだけしかない気がします。




サイバーナイフ治療が終わって地元に戻ってきてから
「こんなにもエネルギーが満ちている」自分に驚いていて、それがまた楽しくて、まだまだ用心しつつですけど『元気なカラダ』を愛おしく愉しんでいます。
病室でグッタリしながら、自分の葬式のプランや演出を考えたりしたことも今となっては良い思い出(笑)


死ぬことは「生きること・その寿命を全うしたこと」だから、
自分への最後のご褒美だと思ってるんです、キレイごとかもしれないけれど。


グッタリしていたのは、胸水が溜まっていたせいでもあるのですが、
その話はまた後日、書きますね。






CEAT療法とは、「がん活性消滅療法」(Cancer Energy Annihilation Therapy)の頭文字を取ったもので、共鳴反応検査とマイクロ波照射療法でがんを治療する療法。一般的ながんの標準治療(手術・抗がん剤放射線)とはその様子がまったく異なり、検診やCT画像等では見つけることができないわずかな「活性がん遺伝子」までも発見でき、健康な細胞にダメージを与えることなくがんの活性を消し去ってくれるものです。


『「がんは取るに足らない病気である」という世にできると信じています。』
        (一般社団法人 癌活性消滅療法学会理事長 前田 華郎氏の言葉より抜粋)
           ※癌活性消滅療法学会ホームページ → https://ceat.or.jp/greet.html


このブログが誰かの役に立ちますように。

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病院がキライで、薬がキライで、医療不信のわたしが
食生活を見直し、
CEAT療法に出逢い、
新しい自分を発見する話。
 
『寿命です』 K.N 





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必要な人にも届かないのでこういったものに参加してみることにしました。

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