2021＊№. 7「今は食べることが仕事」

がんステージⅣ、余命わずか。
そんな崖っぷちのわたしが出逢ったのは『CEAT療法』というがん治療。

そして今年２月から４月にかけて『サイバーナイフ』という治療を受けました。

怖くない・つらくない・闘病とは無縁の療法を知り「がん」に対する認識が変わり、また、がんについて学び、広く深く知っていく中で『自分の人生は自分で決めてその寿命を全うする』ことの大切さに気づきました。

このブログに出逢ってくれた誰かの今日が人生でいちばんいい日になりますように。

わたしの経験が、誰か、たったひとりでいい、その誰かの前向きなエネルギーになってくれたらそれだけで充分に意味があると信じて、必要な誰かに届くために書き続けます。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「寿命です」kn1903
　　

※わたしが参考に読んだ書籍の一部ご紹介しておきます※

　　※CEAT療法を盲目的にお薦めしているわけではありません。ご自身でよく検討されてください。

リンク

　※サイバーナイフの書籍はたくさん出ていますが、乳がんの内容が良いかなと思い、上記をご紹介しておきます。

❖しっかり食べる❖

入院中は「とにかくしっかり食べろ」と言われ続けました。

食欲はあるか、ちゃんと食べられているか、
そればかり心配されていたような気がします。

退院する際、「今後、なにか注意しておくべきことはありますか？」と訊ねると、
「食べることが仕事」だと言われました。

それまで朝食を食べる習慣がなかったのですが、入院生活を送る中で「朝からしっかり食べる」ことがクセになって、退院してからというもの、朝からバクバク食べています。もう、ほんとに、ヒマさえあれば何かを食べている、、、たまには胃腸を休めなさいよ、というくらい頻繁に食べているので、痩せていたカラダがだんだんふっくらしてきました。

おばぁちゃんのようにシワシワしていた太ももにハリが戻り、ガリガリしていた腕も健康的に！！

まだ「やせ型」の体形ではあるものの、病的な見た目はすっかりなくなりました。

胸水を４回もたっぷり抜いていることもあって、
カラダの血液や栄養はかなり排出されてしまっているわけで、
たんぱく質やミネラル、ビタミンを意識しながら、
まぁ、なんでも美味しく、雑に言うと見境なく（！）食べている今日この頃です。

❖４回目の胸水抜去は左肺❖

右胸の胸水は管をつなぎ、そこから数日間かけて抜去したのちに癒着剤を入れて水が溜まらないような処置を行う方法でしたが、同じ処置を両方の肺にすることはできないそうで、左に溜まった胸水は注射器のようなものを刺してそこから抜いていくだけの簡単（・・・ではないのでしょうが）な数十分～１時間かからない程度の処置で終わります。

針を刺す時の痛みは多少あってもそれ以外の痛みもツラさもぜんぜんありません。
何日も管につながれトイレに行くのも大変だったり、シャワーを浴びることもできない日々を送らずに済む素晴らしさ（笑）

右だけでなく、左にも胸水が溜まったことはやはりショックだったけれど、
丁寧でしっかりした処置を的確に行っていただき、
それからはカラダがとてもラクになりました。ホッ。

「溜まったら抜けばいい」と医師に軽く言われたけれど、
がん活性の勢いがおさまると胸水も溜まりにくくなるはずで、
今後の自分観察をしながら注意深く見守っていきますよ。

❖そんなこんなの入院が終わり❖

ま、サクッと書いてきましたが、

ずっと微熱が続き、カラダもだるく、食欲も出ない、動きが鈍い、という状態が続いていた入院時。
咳もすぐにはおさまらず、睡眠も浅い日々。
調子の良い時にはすかさず病棟を歩き回り、体力回復にいそしむ日々。

自分なりのペースをつかみつつ、退院に向けてカラダとココロを整えていきました。

そりゃぁ、ひと筋縄ではいきませんよね、、、

「５月には生きてないぞ」とまで言われたポンコツ状態だったわけですからね。

今、
時は、その５月真っ只中。

元気に生きてますよ！！

これからの治療も経過観察も必要な、がん体質の患者のままですけれど。

臓器転移、骨転移、リンパ転移等、全身に散らばったものを消滅させたと言っても、
削り取ったという方がきっと正しくて、
健康な状態に戻りはしないと思うんです。
骨も削られた分、もろくなっているはず。

肺機能だって健康な頃に比べてればかなり落ちているはず。

ふいに転んで骨折したりしないように、
また無理をしてカラダに負担をかけないように、
守るべきところはしっかり守りながら、
つないでいただいた命を全うする所存です♪

・・・続く。

『「がんは取るに足らない病気である」という世にできると信じています。』
　　　　　　　　（一般社団法人　癌活性消滅療法学会理事長　前田華郎氏の言葉より抜粋）
　　　　　　　　　　　※癌活性消滅療法学会ホームページ　→　https://ceat.or.jp/greet.html

このブログが誰かの役に立ちますように。

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病院がキライで、薬がキライで、医療不信のわたしが
食生活を見直し、
CEAT療法に出逢い、
新しい自分を発見する話。
　
『寿命です』　K.N　

多くの人に読まれることが目的ではないけれど、多くの人の目に留まらなければ
必要な人にも届かないのでこういったものに参加してみることにしました。