「今、この瞬間『自分のタイミングで生きる』、という選択」 ーがんになったら読む話ー
※はじめに※ ＊主に月曜日と木曜日にUPしています＊
乳がんステージⅣ、余命宣告。あとわずかと判断された命が「CEAT療法」に出逢い、ラクラクと完治（寛解）に向かっている今をいろいろな角度から書いているブログです。
苦しさもツラさも副作用もなく「闘病」とは縁のないがん治療に出逢えたことで「がん」に対する認識が変わりました。がんは怖くない、つらくない。闘うことが前提になっている常識を覆して苦しみから解放されて欲しい。そんな思いが常にあります。
がんになったおかげでいろんなことを学びました。治療そのものだけでなく、食事に気をつける・ストレスを緩和する・カラダとココロを整えるなど、普通に生活していく中でも大切なことがそのまま治療にもなること、そして、がんについて広く深く調べることもとても重要だと知りました。主治医の言われるままに悩みながら治療を進めたり、まわりの人の意見に左右されて迷いながら流れてしまうことなく、自分で自分の人生をほんとうの寿命の日までしっかりと歩いてもらいたいのです。
このブログに出逢ってくれた誰かの今日が人生でいちばんいい日になりますように。
わたしの経験が、誰か、たったひとりでいい、その誰かの前向きなエネルギーになってくれたらそれだけで充分に意味があると信じて、必要な誰かに届けるために書き続けます。
病院がキライで、薬がキライで、医療不信のわたしが
食生活を見直し、
CEAT療法に出逢い、
新しい自分を発見する話。（「寿命です」kn1903）
※CEAT療法を盲目的にお薦めしているわけではありません。ご自身でよく検討されてください。
痛み、副作用、後遺症のない治療 「がん活性消滅療法」という選択
- 作者:前田華郎
- 発売日: 2019/03/20
- メディア: 単行本
◉これまでの流れとこれからをマジメに書いてみる◉
産まれてからたぶん誰しもが『自分のタイミング』でモノゴトをこなしてきた。
産まれるタイミングだってきっとそう。
陣痛促進剤や帝王切開などの人工的なものについてはどうなのかわたしにはわからないけれど、それでも「今日ここでこのタイミングで外の世界に出る！」と決めて捻り出てきたんじゃないのかな。
名前も、たぶん、他人につけられたようで、その実、自分でそう名付けられるような環境を用意したのだ、と思う。
自分の意思や意図や思考はもしかしたら関係ないのかもしれない。
ただ本能で、
ただそうなるようになっている流れのなかで、
『時が来た』から『そうなった』ンじゃないかと強く思うのだ。
この世に産まれてからの寝起きのタイミング、ミルクを飲むタイミング、寝返りを打つタイミング、ハイハイを始めるタイミング、立ち上がる、歩きだす、歯が生える、・・・すべては自分の中にある『時が来た』瞬間の、そのモノゴトに『最も適したタイミング』で起こる。
そうだとしたら、
いやきっとそうなんだけど、
日常のこざこざしたことや、この先どうなるか考えてもわからないことは「放っておいていい」のだ、と思う。
日々を楽しみ、その瞬間を謳歌して、『わたし』というイキモノが生きたいままに解き放していけば、なんだかわからんけど楽しかったり、なんだかわからんけど面白いことに出逢えたり、なんだかわからんけど不思議な方向に導かれたり、する。
きっと、
『その時が来た』ら、
そう『なるようになる』のだ。
だから安心して身をまかせて漂っていけばいい。
わたしはがんになった。
その時は全く気がつかなかったが、振り返れば１０年以上も前に感じていたどうしようもない腕のだるさが乳がんの初期症状だったのかもしれない。
ある日突然がんになったわけじゃない。
乳がんかもなぁと自覚したのは今から５年も前だった。
それなのに酷くなるまでなにもしなかった。
今年の１月末が初診。
当たり前だけどかなり進行して、転移もして、ステージⅣ。
だから余命宣告をされても「だよなぁ」と驚きもしなかった。
さて、これから終末期をどう過ごしていくべきかなぁ、とぼんやり思っていた。
昨年、肌疾患が急激に酷くなり、顔と首と腕の炎症がびっくりするほどにボロボロだったので、「このままじゃぁ死にたくないなぁ」とも思っていた。この顔のまま棺桶に、は、ちょっとなぁ、死ぬまでになんとかしたいなぁ、なんて、がんのことよりも、いや乳がんなんてことはどうでもいいくらいに肌の炎症をなんとかしなくちゃと思っていた。
乳腺外科外来の先生も「がんよりもまず、肌を治しましょう」とすら言ってくれてちょっと笑った。
そしてその後すぐにCEAT療法という治療があることを知人から教えてもらう。
どうせ積極的な治療はしたくないのだし、O‐リングテストとマイクロ波照射の体験をしてみたい興味にかられて予約を入れた。
予約は１ヶ月後。
その１ヶ月間で肌改善のための食事改革を開始した。
肌改善は、みるみる効果を見せた。
効果がハッキリと実感できたのは食事を見直して３週間経ってから。
ニンゲンのカラダはちゃんと新陳代謝をしているんだな、と細胞の働きに驚きと感謝を覚えた。
「わたし」はなにもしていない、ちょっと食べるものを変えただけだ。それでもカラダは勝手に整ってくれる。『そうなるようになっている』からだ。なにを食べるか、またなにを食べないかは「わたし」が選択していくのだけれどそれも咀嚼までの仕事を担当するだけ。それ以降はカラダがすべてをまかなう。
おかげで肌だけでなく乳がんに対しても良い効果をもたらしてくれた。
痛みが消え、自壊創からの出血も止まった。
そんな万全の状態でCEAT療法をスタートさせた。
同時に標準治療のひとつである薬物療法も併用し、順調にがんの退縮が始まった。
食事でカラダを整える期間があったことはほんとうに奇跡のようなタイミングだった、と思う。
途中、肝機能数値に異常が出て薬物療法をストップしたこともあった。
自分の意思で薬を止めてもらいCEAT療法のみの状態を約１ヶ月試してみたりもした。
がん活性は次第に少なくなり、治療を開始して約半年（ちょうど５ヶ月が過ぎたところ）で『もう安心』レベルまであと少し、というところにやってきた。
わたしはどうやら、
「死ぬタイミング」ではなかったらしい。
まだこの世に生きてなにかを経験していかないといけない、ということだ。
今は乳がんという状態を経験している。
余命を告げられ、終末期の過ごし方を考え、そう遠くないであろう死に向かう人生のたたみかたを考えるという経験をした。
しかし、
生活の質は落ちることなく、なにひとつ変わることなく普通に生活し仕事をしながら、元気に過ごす、という経験が続く。
やせ衰えるわけじゃなく。
食欲不振になるわけじゃなく。
なんだかあまりにも普通でときどき乳がんであることは忘れていた。
「あら？ まだ死ぬんじゃなかったんだ！」
CEAT療法を体験し、抗がん剤の一種である分子標的薬を服用するという経験もした。
まだこれからしばらくはその療法の経験をし続けていくわけだけど、
生きるを楽しまなくちゃね。
もうしばらく乳がんであることは経験していくし、それが治る（寛解する）という経験をしていく。まさに今、その旅の途中である。
どうせ、
誰もが
ヒトはみな、絶対に、１００％、死を迎える。
だって生きているんだもの、死ぬことは当たり前。
そしてその死は予想がつかない。
どのようなタイミングで、
どのような理由で、
どのような死にざまなのか、
ちっともわからない。
自分のカラダがプログラミングしているそれを自身ではわからない。
わたしはがんで死なないとしたらなにで死を迎えるんだろう。
なんてことをふと考える。
わたしは死を想うことはキライじゃないし、ヒトの死に触れるとき「良く生きたね」と思う。
そのヒトのタイミングで迎えた寿命を大いに讃えたい、という想いが強い。
そのヒトなりの生き方があり、道筋があり、経験がある。
誰かの経験が
違う誰かの参考になるのなら
他の誰かの勇気になったり、希望になったり、笑顔になるのなら
わたしの経験も
惜しまず伝えたい、と思う。
それぞれのタイミングで
それぞれの経験があり、
それを讃えあっていけたら。
今、ここ、この瞬間を
自分という、とある細胞の固まりが
自分のベストなタイミングの出来事を楽しく経験している、わけだ。
自分のタイミングでモノゴトは動き、
命をまっとうするまで道は続く。
『寿命です』と讃えられ死に迎え入れられる時まで
楽しく生きよ、ということだ、要するに。
＜おまけ＞
小麦なし、乳製品なし、たまごなし。
豆乳ヨーグルトと米粉のおやつ。米粉でもこんなにしっかり膨らむんだなぁ。※砂糖と油は使ってます
＊主に月曜日と木曜日にUPしています＊
同じ「がん」と言っても人それぞれで、同じ「乳がん」といっても千差万別。同じ人がいないというくらい病状も状態もそれぞれに個性的だから、どこまで参考になるかはわからない。
だけど。
少しでも。
勇気になるように、希望になるように、笑顔になるように。
あなたが今、生きているということそのものが希望。
大丈夫。
今日はここまで。
書き続けます。
CEAT療法とは、「がん活性消滅療法」（Cancer Energy Annihilation Therapy）の頭文字を取ったもので、共鳴反応検査とマイクロ波照射療法でがんを治療する療法。一般的ながんの標準治療（手術・抗がん剤・放射線）とはその様子がまったく異なり、検診やCT画像等では見つけることができないわずかな「活性がん遺伝子」までも発見でき、健康な細胞にダメージを与えることなくがんの活性を消し去ってくれるものです。
『「がんは取るに足らない病気である」という世にできると信じています。』
（一般社団法人 癌活性消滅療法学会理事長 前田 華郎氏の言葉より抜粋）
※癌活性消滅療法学会ホームページ → https://ceat.or.jp/greet.html
このブログが誰かの役に立ちますように。
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病院がキライで、薬がキライで、医療不信のわたしが
食生活を見直し、
CEAT療法に出逢い、
新しい自分を発見する話。
『寿命です』 K.N
#CEAT療法 #マイクロ波 #照射 #がん #乳がん #がん活性消滅療法 #がん治療 #食事療法
多くの人に読まれることが目的ではないけれど、多くの人の目に留まらなければ
必要な人にも届かないのでこういったものに参加してみることにしました。
