寿命です

今日が人生でいちばん最良の日

「カラダの内側で始まったものならまずはカラダの内側を変えよ」

●食事を変えて「より良い結果をもたらすカラダ」に整えようと決めた話


先日、「終末処理場入口」という交差点の名前を目にしてドキッとした。

今年の1月までは人生の終え方ばかりを考えていたことを思い出したせいだ。カラダがまだ普通に動くうちに不要なあれやこれやを処分しておくことを決め、最終的には最低限の生活必需品と最期の季節に着用する服さえ残しておけば問題ないだろうと逆算しつつ、断捨離に加速度がついていた。自分の終末処理に向かっていたわけだ。


それがどうだろう。

 
終末処理に向かっていた矢印がクルンっと新しい道に向いたのは2月初め。

その間、ほんの数日、たかが3日だ。

2月3日の節分に気持ちが切り替わり、翌日2月4日にはこの先にある未知の世界がどう展開していくのかが楽しみになり、遠足前日の子どものようにわくわくし始めた。奇しくも旧歴では2月の節分は大晦日、翌日の立春は新年の幕開けである。新しい人生の幕が上がったらしい。


これが、
とある病院の乳腺外科外来に足を運び余命の話をされたのち、知人からこんな治療もあると「CEAT療法」の情報を聞いて予約をするまでの数日のココロの変化である。人は寿命がくるまで死ねない。まだ天国に来てもらっては困るんだよ、もうしばらくそっちで生きといてくれない?と門前払いされた感じもするわけで。いや、そこが天国なのかどうかは知らんけど。


「CEAT療法」のクリニックの予約が取れたのは3月4日で、まだ1ヶ月も先。
天国への階段を昇り損ねたので、このぽっかり空いた1ヶ月の間に「より良い結果をもたらすためのカラダ作り」をただただ、やることにした。食生活の完全見直しである。


これは治療のためでもあったのはもちろんだが、なにより肌疾患が酷くなっていたことが苦しくてしんどくてなんとかしたいという思いのほうが数倍も強かった。それまでも食べ物に関してはいろいろと気をつけてきたつもりだったけれど、ストレスという敵は手ごわくて自分の内側の秩序は完全に壊れていたように思う。「カラダは食べたものでつくられる」のだからと励まされ、自己流で『食べるもの』を厳選し、禁忌を決め、はたから見るとかなり厳しい食事制限を2月から開始したのだった。


自己流とは言え、食事に関して知識がまったくないわけでもないし、だんだんと慣れていくと制限をかけた食事が楽しみに切り替わっていく。
たいてい3週間、そして長くて3ヶ月もすると細胞が入れ替わり、結果として現れるので、まずは3週間、そして1ヶ月、さらに次の1ヶ月、と区切りをつけながら体質改善に勤しんだ。

カラダの内側を変えていくこと。

たとえば薬物療法を開始するのなら、薬が最適に効くカラダにしておこうということ。CEAT療法を受けるためにがん活性をスムースに消滅させることができるような最適なカラダにしておこうということ。

今現在、食事を変えて約3ヶ月。
少しずつ制限を緩めていき、自分に許可する食べ物の幅が広がることでさらに楽しみが増した。おかげでなんだかもう、すっかり快適ですよ、ほんとに。

(なにを食べ、なにを食べなかったか、どんな工夫し、どんな食べ方をしていたかなどはこれから徐々にお知らせしたいと思っています。)


 
 
一方、
乳腺外科外来では、細胞組織を調べる生体検査の結果が出た段階で今後の治療方針を決める流れになっていた。
検査結果が出るまでは2週間ほど待たされる。
「結果が出たらご家族かパートナーの方が同席されたうえでお話をしましょう」とちょっと重々しく終末を指したままの矢印を手土産として持たされていたのだが、そんなものはもうとっととポイッ、だ。



すべては「CEAT療法」をスタートさせてから、まずはそこから、という強い気持ち。

すべてが「大丈夫」という根拠はないがなぜか腹の据わった落ちついた感覚。

これは、
すべての駒が出そろったぞ、という感覚であったのかもしれない。




時系列をわかりやすく書いておくと、

・2020年 1月末  
 乳腺外科外来を受診。
 エコー、造影CT検査で悪性腫瘍を認める。生体検査を受ける。
 転移もある進行がんだが積極的な治療は考えていないことを告げる。

・2020年 2月初め
 CEAT療法を知る。すぐに予約の電話を入れる。
 (が、予約を入れられたのは1ヶ月先)

・2020年 2月半ば
 生体検査の結果が出る。ホルモン剤+分子標的薬の投薬治療を勧められる。
 CEAT療法を試してから治療方針を自分で決めることを伝える。

・2020年 3月初め
 CEAT療法スタート。同時に薬物療法も同時進行する。
 (つまり、ここまでまったく無治療状態である)




CEAT療法がスタートしてまだ2ヶ月弱なので、この療法が効いた、という結果を出せるまでにはまだ回数を重ねていく必要があるし、カテゴリーは「重病人」枠のままなのでこれからの経過を慎重にみていく必要はあるが、この2ヶ月弱で自覚症状が劇的に軽減していることは大きな声でお伝えしておきたい。快挙だ、わっしょい。

自分が「がん」であることを忘れがちで、いや、すでに忘れていて、この自粛要請中にプランクとかやって体幹を鍛えてみようかしら、と思うほど、どうも、やたら元気です。


― ムリはしないように。
  カラダをゆっくり休めて。
  筋トレやジョギングなどの激しい運動は厳禁 ―


と、やんわり言われるので、プランクをやってカラダが引き締まったんですぅ~、とか言ってみたい気持ちをもうちょっと先のお楽しみにすることにして、筋力を落とさないためにもっぱらクリニックまでの約6㎞ほどの距離をぽちぽち歩く。
「体力を落とさないこと」と「食欲を落とさないこと」のふたつは治療に臨むためのカラダ作りになにより大事な要素だろうと思うから。
 
そして、
 
治療がスムースに最適にその効果を発揮し、なるべく短い期間で完治(または寛解)させるために、「よく効くカラダにしておくこと」。そのためにはまず、食事を見直すこと。もし、これまでの食生活がふさわしいものではないとしたらすぐさま切り替えてみること。治療がスタートする前の1ヶ月間である程度カラダの内側を整えることができたことは、今、劇的に症状が軽減していることそのことが、そのまま答えとなっているように思う。

それがこの記事でお伝えしたかった話なのである。








CEAT療法とは、「がん活性消滅療法」(Cancer Energy Annihilation Therapy)の頭文字を取ったもので、共鳴反応検査とマイクロ波照射療法でがんを治療する療法。一般的ながんの標準治療(手術・抗がん剤放射線)とはその様子がまったく異なり、検診やCT画像等では見つけることができないわずかな「活性がん遺伝子」までも発見でき、健康な細胞にダメージを与えることなくがんの活性を消し去ってくれるものです。


『「がんは取るに足らない病気である」という世にできると信じています。』
        (一般社団法人 癌活性消滅療法学会理事長 前田 華郎氏の言葉より抜粋)
           ※癌活性消滅療法学会ホームページ → https://ceat.or.jp/greet.html





このブログが誰かの役に立ちますように。



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病院がキライで、薬がキライで、医療不信のわたしが
食生活を見直し、
CEAT療法に出逢い、
新しい自分を発見する話。
 


このブログで書きたいことは大きく3つです。
 
1.CEAT療法の治療経過状況

2.食を変えると自分が変わる

3.自分と調和すること
 

上記を少しずつ書きます。




『寿命です』 K.N 




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