寿命です

今日が人生でいちばん最良の日

2021*№. 6「こりゃぁ、春には命はないぞ!?」 

がんステージⅣ、余命わずか。
そんな崖っぷちのわたしが出逢ったのは『CEAT療法』というがん治療。

そしてこのたび、『サイバーナイフ』という治療と縁があり、長期入院して受けてきました。

怖くない・つらくない・闘病とは無縁の療法を知り「がん」に対する認識が変わり、また、がんについて学び、広く深く知っていく中で『自分の人生は自分で決めてその寿命を全うする』ことの大切さに気づきました。

このブログに出逢ってくれた誰かの今日が人生でいちばんいい日になりますように。

わたしの経験が、誰か、たったひとりでいい、その誰かの前向きなエネルギーになってくれたらそれだけで充分に意味があると信じて、必要な誰かに届くために書き続けます。
 
                                「寿命です」kn1903
  

  ※CEAT療法を盲目的にお薦めしているわけではありません。ご自身でよく検討されてください。

 サイバーナイフの書籍はたくさん出ていますが、乳がんの内容が良いかなと思い、上記をご紹介しておきます。



サイバーナイフ治療のための入院なのに❖

サイバーナイフ治療のため、今年2021年2月1日から入院しました。
わたしにとって遠方の病院だったため入院となりましたが、
1日のうち、1回の治療時間が20~30分だけのため、近隣に通える病院があり、かつ、体力的に問題がなければ通院で充分です。
入院しても1日の治療時間は変わらないわけなので、その他の時間はヒマです(笑)


書籍にも書かれてありましたが、治療期間の目安としては2週間が平均のよう。


・・・が、
わたしの場合、


当初、2~3週間だったはずの入院期間予定がどんどん伸び、なかなか終わりが見えません。
3月に入ったら、いや3月末末、いや4月初め、最終的に4月半ばを過ぎてやっと退院のめどがつくという長丁場。医師も「こんなに長くかかる人は他にいない」・・・と。


それだけ状態が良くないんだよ、ってことを暗に言われてたわけです、コレ。


まさに、
カラダの中は死にかけ状態、、、;;
初回受診時から「こりゃぁ春には命はないぞ」とまで言われていたくらいですから。
そりゃひどいもんだったと思います。
「5月には生きてないぞ」と言われたときにはその具体的さに感心したほど。


こっちから訊ねてないですよ、あとどれくらい、、、だなんて。


医師のほうから積極的に余命を告げてくださるのは、かかった病院すべてに共通。
それだけ末期状態にもかかわらず、標準治療でムダな体力を使い果たしてこなかったことは大きなメリットだったと今でも思います。
胸水が溜まったことで体力的には落ちていたものの、術後からの体力回復や、薬物・放射線治療による副作用での体力消耗は一切ありませんでした。


・・・まぁ、
医師からしてみたら、なぜコイツは標準治療を受けてこなかったんだ、バカやろぅ~ッ!、、、という想いだったでしょうけど(笑;;


サイバーナイフ治療で入院したものの、
胸水が溜まってきていることを指摘され、
入院してすぐに呼吸器内科と連携をとっていただき、再び溜まった胸水抜去処置を開始することになりました。




❖さて、3回目の胸水を抜く❖

再び管につながれました。

その後すぐ、なんと「結核菌に似た菌が発見」され、個室に軟禁されることに!
これはその後、類似したよくある菌であることが判明して無事に自由に動ける身になったのですが、個室でゆっくりと誰にも気兼ねなく療養できた時間は良いタイミングで訪れたラッキーギフトのようでした。


胸水は3リットルくらい抜けましたよ、そんなに溜まってたか、、、びっくり。


処置を開始してすぐ、
皮下気腫が起こり、
さらに、先ほどの結核菌類似モンダイ、
そして、どうやら肺のどこかに小さな穴が開いているらしいことが判明。
抗生剤の点滴でアナフィラキシーショック起こし、一瞬意識が遠のくという経験もしました!


いろいろと不安要素が現れつつ、1週間以上も呼吸器内科のお世話になりながらも、サイバーナイフ治療はストップすることなく受けることができました。


おかげさまで呼吸も深くなり、
これで胸水に関してはもう安心かと思っていたのですが、ね。。。
 



❖膝に水が溜まるのと同じ❖

そうこうしているうちに、
今度は左の肺に水が溜まりだしていることが判明、、、!


えーッ、勘弁してよ、、、


「ひざに水が溜まるようなものだから」と、呼吸器内科の医師から言われ、

溜まったら抜く、

案外、カンタンなんだなぁ、と思えて、気持ちがラクになったんですよ。

 
実際はそんなにカンタンなものではないのかもしれないけれど、
「気持ちがラクになる」ことってとても大事。


なぜ大事かというと、
その状態に対して臨み方が変わってくるからです。


心の抵抗がないと、ものごとがスーッと進むんです、不思議なくらい。


初めて胸水を抜くことになったときは、嫌で嫌で仕方なかったし怖かったけれど、
2回目は少し気ラクに処置を受けることが出来たし、
3回目は、1回目の処置を体験したことでその流れと処置の方法がわかっていたので覚悟が出来たし、


4回目の胸水抜去は
「溜まったらまら抜けばいっか」
・・・という軽い気持になれたことは、いい意味でのあきらめというか、成長というか、
肝が据わった、のでしょうね^^;



放射線治療科で入院している患者を
呼吸器内科に連携をとってくださった医師にも感謝。
即、対応してくださった呼吸器内科の医師にも感謝。


これも、縁。





・・・続く。





『「がんは取るに足らない病気である」という世にできると信じています。』
        (一般社団法人 癌活性消滅療法学会理事長 前田 華郎氏の言葉より抜粋)
           ※癌活性消滅療法学会ホームページ → https://ceat.or.jp/greet.html


このブログが誰かの役に立ちますように。

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病院がキライで、薬がキライで、医療不信のわたしが
食生活を見直し、
CEAT療法に出逢い、
新しい自分を発見する話。
 
『寿命です』 K.N 





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必要な人にも届かないのでこういったものに参加してみることにしました。

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