2021*№. 5「胸水、トータル4回」
がんステージⅣ、余命わずか。
そんな崖っぷちのわたしが出逢ったのは『CEAT療法』というがん治療。
そしてこのたび、『サイバーナイフ』という治療と縁があり、長期入院して受けてきました。
怖くない・つらくない・闘病とは無縁の療法を知り「がん」に対する認識が変わり、また、がんについて学び、広く深く知っていく中で『自分の人生は自分で決めてその寿命を全うする』ことの大切さに気づきました。
このブログに出逢ってくれた誰かの今日が人生でいちばんいい日になりますように。
わたしの経験が、誰か、たったひとりでいい、その誰かの前向きなエネルギーになってくれたらそれだけで充分に意味があると信じて、必要な誰かに届くために書き続けます。
「寿命です」kn1903
※CEAT療法を盲目的にお薦めしているわけではありません。ご自身でよく検討されてください。
※サイバーナイフの書籍はたくさん出ていますが、乳がんの内容が良いかなと思い、上記をご紹介しておきます。
❖急に痩せはじめた昨年❖
自分では痩せたという実感がそれほどありませんでしたが、
体重計に乗るたびに少しずつ減ってきていたのが昨年の夏を過ぎた頃。
咳が頻繁に出るようになり、睡眠がしっかりとれず、食欲も落ちてきていました。
今、振り返ると
最初はそれほど呼吸の苦しさはなかったかぁ、という感じでした。
そんなことより、ふと気が付いたら太ももの肉づきがギュッンとしぼみ、お尻の肉づきがごっそり減って、しわの寄り方が「おばぁちゃん」のような下半身に!
お尻の肉がなくなると椅子に座っていることすらキツい、、、硬い椅子はお尻が痛い;;
今までしっかりした体格で生きてきていたので「がんの勢い、パネぇ」と実感する痩身状態がそこにありました。
CEAT療法が効かなかったの?
・・・と思われる方もいらっしゃるでしょう、
なんせ急に「サイバーナイフ治療受けてきました」って言うもんだからね、、(汗;;
もう一度書きます。
余命わずかのステージⅣ、多箇所の転移ありの、もしかしたら3ヶ月もちませんよ、からスタートして半年でがん活性レベルが消滅するあと一歩のところまでいったのですよ、すごくないですか??
わたしのように悪性でがん活性が強いと
無理をしたり、細菌やウィルス、原虫などの感染によってがん活性が復活してくるわけです。
CEAT療法は決してがんの三大治療「「手術」「薬物」「放射線」を否定していません。
むしろ、腫瘍が大きければサクッと手術をしてからCEAT療法を受けた方が断然良いし、
抗がん剤や放射線がその人にとって必要であればぜひやってください、ってことですよ。
(もちろん、CEAT療法だけに絞って治療を行っている方はたくさんいらっしゃいます)
わたしは分子標的薬を使いましたがカラダに合わずストップ、
手術は最初から拒否、(・・・というより手術をしても意味がないほどの状態)
CEAT療法でどこまでやれるかやってみよう、という気持ちで臨んでいました。
が、
胸水が溜まることを止めることはできないわけですよ、
当たり前ですけど。
息苦しさが増してきて、これはなんとかしなきゃな、というレベルにまでなってきました。
❖昨年暮れに、まず1回❖
とうとう苦しさがしんどくなって
通っている乳腺外科外来で胸水抜去処置のための5日間の入院をしました。
レントゲンには右胸にたっぷりと溜まっているものが、、、。
肺に管を通し、少しずつ溜まった水を外に出し、最後にもう水が溜まらないように癒着剤を入れます。
初の入院が、コレ。
人生初めての入院で、すべてが怖く、緊張しまくっていましたね、、、
しかもカラダに管を入れた状態の入院生活、
ゆっくり眠れるはずもなく、入院生活に慣れることもなく、一度もシャワーすら浴びることなく、微熱がずっと出ているような状態で過ごしました。
これで安心、
・・・と思っていたのだけど、
あまり「ラクになった」とは感じなかったんですよね~
カラダのキツさは相変わらずあって、前よりかは動けるし、呼吸もまぁ以前より大丈夫ではあって、
仕事もこなしていたのだけど、
すっかり気分良くなれると信じていたのとは裏腹に自分の体力が思うより落ちていたのだろうな、と今さらですが感じています。
❖そして、2回目は❖
年が明けて2021年。
乳腺外科ではホルモン注射、そしてCEAT療法を続けながら、
CEAT療法の医師から「サイバーナイフ治療」を受けてみないいか? と、打診されます。
遠方の病院への紹介だったし、
これ以上、お金がかかることはやりたくないよなぁ、とはじめは躊躇。
だけど、カラダはやっぱりキツイわけですよ、
『チャレンジしてみたい!』
そんな気持ちになるまでにそう時間はかかりませんでした。
すぐに受診予約をとり、
すぐに紹介状を書いてもらい、
「サイバーナイフ治療」への道ができました。
そのとき、
再び右胸に胸水が溜まり始めていたんです、
緊急に抜くほどの大量ではなかったものの、癒着剤を入れたはずなのに、それがうまく馴染んでなかったのか、はたまた、胸水の勢いのほうが強くて癒着剤を剥がしにかかったのか、は、今だ不明ですけど、少しあるわけですよ、水が。
確かに呼吸はキツイし、カラダもしんどかったのがこの時期。
サイバーナイフ治療の入院の前に胸水を抜いてくるように言われ、もう一度抜去することに・・・。
2回目は
注射器でシューッと抜く処置。
外来受診時の短時間で終了しました。
これで少しラクになった、と思えた瞬間でしたね。
ところが。
・・・サイバーナイフ治療がスタートしてすぐに
まさかの、右胸3回目の水溜りができたんです、、、
もぅ、やだぁ~ (´;ω;`)ウッ…
・・・続く。
『「がんは取るに足らない病気である」という世にできると信じています。』
(一般社団法人 癌活性消滅療法学会理事長 前田 華郎氏の言葉より抜粋)
※癌活性消滅療法学会ホームページ → https://ceat.or.jp/greet.html
このブログが誰かの役に立ちますように。
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病院がキライで、薬がキライで、医療不信のわたしが
食生活を見直し、
CEAT療法に出逢い、
新しい自分を発見する話。
『寿命です』 K.N
多くの人に読まれることが目的ではないけれど、多くの人の目に留まらなければ
必要な人にも届かないのでこういったものに参加してみることにしました。