寿命です

今日が人生でいちばん最良の日

2021*№. 3「サイバーナイフ治療を受けるに至った経緯」 

がんステージⅣ、余命わずか。
そんな崖っぷちのわたしが出逢ったのは『CEAT療法』というがん治療。

そしてこのたび、『サイバーナイフ』という治療と縁があり、長期入院して受けてきました。

怖くない・つらくない・闘病とは無縁の療法を知り「がん」に対する認識が変わり、また、がんについて学び、広く深く知っていく中で『自分の人生は自分で決めてその寿命を全うする』ことの大切さに気づきました。

このブログに出逢ってくれた誰かの今日が人生でいちばんいい日になりますように。

わたしの経験が、誰か、たったひとりでいい、その誰かの前向きなエネルギーになってくれたらそれだけで充分に意味があると信じて、必要な誰かに届くために書き続けます。
 
                                「寿命です」kn1903
  

  ※CEAT療法を盲目的にお薦めしているわけではありません。ご自身でよく検討されてください。




サイバーナイフに関する書籍を紹介しておきます❖

サイバーナイフ関連の書籍がいくつも出版されているのですが
自分が乳がん出身なので乳がん・子宮がんに負けないために』の情報を上部にあげておきました。

ご興味ある方は一度読んでみてください。

カラー画像で症例が多数掲載されていてかなり参考になるかと思います。

・・・思いますが、
カラー画像掲載が多いということはそれだけ書籍の価格も高い、ので、パッと手に取ってサッと購入できるかというとわたしだったら躊躇してしまうお値段。お値段以上の価値ある症例の数々が載っているのは確かなんですが。
お金に余裕のないわたしは、CEAT療法でお世話になっている医師が貸してくださったのを読ませていただいただけです;;

 


❖もともとかなりの末期状態でしたからね❖

なんどか書いてきましたが、またまた誤解のないように書いておくと、
CEAT療法を選択しようと思う方はなるべく早期の状態で受けてほしい。
または、再発が発覚したらすぐに、という感じかな。

わたしのように、訊ねもしないのに医師のほうから積極的に余命宣告をされてしまうほどの末期だと、本人の体力が落ちてくるとCEAT療法をでは追いつかない場合があるんですよ。

それでも
昨年の夏頃には、がん活性がかなり弱くなり、あともうちょとで消滅も夢じゃないッ!!!、、、というところまで行けたのです!
カラダも元気だったし、体力もあって、末期のわりに痛みもないし、仕事も普通にできていました。
基礎体力があると、がん活性が弱まりやすいのは確かだと自分の体験・自分の感覚で解ります。


ところが、
だんだん咳込むようになり、体力と食欲が落ち始め、息苦しさとカラダのだるさがやってきて、冬にはとうとう胸水が溜まってしまうまでに・・・
ちょっと無理もしていたんです、反省。
自己治癒のチカラより、がんの再熱パワーが勝ってしまった。


そこで
「今はCEAT療法より、サイバーナイフ治療があなたには良いと思うが、受けてみないか?」
と、ご紹介をしていただき、
サイバーナイフとやらが一体なんなのかわからないままに(笑)、『これも縁だな』という想いだけで「やってみます」と答えていました。


簡単ですけど、
サイバーナイフ治療を受けるに至った流れはこういう感じです。




❖痛くもつらくもないって嬉しい❖

昨年暮れにはかなり体力は消耗していまして、
それまでほんとに、末期とは思えないほど健康な方とほぼほぼ変わらなかったのですけど、咳による体力消耗は思ったより強烈でカラダは痩せはじめ、食欲が減少し、睡眠があまりとれず、なんとなく肌も黒ずみだして、いわゆる「がん患者らしく」なってきていたかな、と回想しています。

体内のジェットコースターは急降下をしていたのでしょうね。
 

サイバーナイフ治療を受けるにあたって、「PET-CT」でデータを撮るのですが、そこに映っていた「がん」はカラダのいたるところにありました!


あんなにCEAT療法でがん活性があと一歩のところまで弱まっていたのになぁ・・・
ちょっと悔しかったけれど、仕方ない。


骨やリンパに見つかったがんたちをひとつひとつ、丁寧に「サイバーナイフ」で消していく。
それはとてもすごい技術だと思う。
すべてを医師と技師さんにおまかせして、わたしはベットにじっと横になっているだけ。


痛くもつらくも、なんともない。


ここでも気分よく、心地よく、安心してすべておまかせの治療を受けさせていただける!
なんてわたしは幸せものなんだろう。




❖どうして末期からスタートしたのか?❖

がんかな?
と、自覚したのは2016年で、
やっとの思いで退職届を受理してもらい、精神的に限界だった職場から退散できた日。
 

左胸にしこりを発見してしまいました。
(発見したのは左なのだけど、原発は右でした。そういうこともあるんですね)


でも、
そんなの、どうでもよかった。
魂が抜けた日々。
カラダなんてどうにでもなれ、って思っていた。
仕事ももうしたくない、
生きていくのももうなんだかな。
このまま死ぬのならそれでいい、と思っていた。 
 

つまり、放っていた(苦笑;;


2019年、カラダの不調がでてきて、これはそろそろどういう状態かを把握しておく必要があるなと思い、そう遠くない未来にお世話になるであろう「緩和ケア」を目的に乳腺外科外来を受診したのが2020年1月。
自覚症状が見つかってからすでに5年近く経過。


乳がんステージⅣ。
かなりあくどい顔つきのがん。
わたしから聞くまでもなく、医師のほうから積極的に余命を言ってくださる。
それくらい状態は末期。


そこからがわたしのスタートでした。


だからとにかく時間と根気とお金がかかる。
それでも「がんは消すことが出来る」っていう事実!
医療技術ってすごいですね。
 

今回、サイバーナイフ治療のために3ヶ月近く入院していたわけですが、こんなに長く入院する人はめずらしいケースなんですよ。たいてい2週間程度で終了するものらしい、、、それだけ転移箇所が多かったということなんですね。
病院が近所にあれば外来の通院で日常生活のなにひとつ変えずに治療を受けることもできます。
そして、痛くもつらくもない。
副作用もほぼない。
CEAT療法はじっくりゆっくり、
サイバーナイフは素早く的確に、
そんな印象です。



❖健康とは言えないけど超絶☆元気ッ♬❖

退院してから元気いっぱい♪
まだ死んじゃいけないんだなぁー、生きてやらなきゃならないことがあるんだなぁー、
それがなにかわからないけど、とにかく命をつないでもらったことを感謝して
今は毎日、おいしくご飯を食べて、積極的に体力回復のために動き回っていますよ。


CEAT療法、サイバーナイフ、そして乳腺外科の3方向から縁をいただいて
復活を遂げました!


サイバーナイフを受けた後は、3~4ヵ月後に状態が落ち着くらしく、
そこでまたCT撮って経過を見ることになるので、ほんとうにがんがすべて消えているか残っているか再発しているか、、、の判断がでるのはまだ先。
だから、すっかり安心とは言えないのだけど、


健康じゃないけど超元気ッ! 


というのが今の状態です。



※胸水抜去の話は後日、別の記事で書きますね。






CEAT療法とは、「がん活性消滅療法」(Cancer Energy Annihilation Therapy)の頭文字を取ったもので、共鳴反応検査とマイクロ波照射療法でがんを治療する療法。一般的ながんの標準治療(手術・抗がん剤放射線)とはその様子がまったく異なり、検診やCT画像等では見つけることができないわずかな「活性がん遺伝子」までも発見でき、健康な細胞にダメージを与えることなくがんの活性を消し去ってくれるものです。


『「がんは取るに足らない病気である」という世にできると信じています。』
        (一般社団法人 癌活性消滅療法学会理事長 前田 華郎氏の言葉より抜粋)
           ※癌活性消滅療法学会ホームページ → https://ceat.or.jp/greet.html


このブログが誰かの役に立ちますように。

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病院がキライで、薬がキライで、医療不信のわたしが
食生活を見直し、
CEAT療法に出逢い、
新しい自分を発見する話。
 
『寿命です』 K.N 





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